2007年01月25日
●2007海外逃亡~その7~
ニュージーランド最後の旅。クイーンズタウン~マウントクック(アオラキ)~クライストチャーチ

南島内陸のドライブイン。果樹園で、サクランボの旬。少量パックを買って食べてみた。大きくて甘い。大きな袋を買った日本人のおばさんは何回もバスのみんなにサクランボを配っていた。確かに、日本人のおばさんには居るタイプかなあ。


内陸はとってもドライな乾燥地帯。イギリスから入植した人たちが持ち込んだローズヒップの花とワイルドタイムがたくましく根付いていた。



マオリ名アオラキ・NZ最高峰マウントクック3754m、サザンアルプス最高峰・アオラキは「雲を突き抜ける山」の意味。
なかなか晴れないと言われるが私は2戦2勝。きれいに氷河を抱く山。

ジ・オールド・マウンテニアーズというマウンテンガイドの経営するカフェ。昔の道具などが飾ってあって、いい雰囲気でした。

そこから見た、フッカー氷河。



マウントクックからバスで移動。ルピナスの花が咲き乱れる小さな街テカポにある、「善き羊飼いの教会」と「バウンダリー犬の像」。風景にマッチするように地元の石だけで立てられた小さな教会と開拓時代、柵のない境界線を守った牧羊犬をたたえた像。いい雰囲気でした。

最終到着地クライストチャーチの大聖堂。高さ63m。1864~1904まで建てるのに40年もかかったそうだ。市の中心部。


クライストチャーチ国際空港。小さい飛行機(ニュージーランド航空)がたくさん居るので、「国際線?」と思ってしまう。どこでもぬいぐるみは子供達の人気者。
このあと、シンガポール経由で帰ってきました。途中で風邪を引き、まだ治りきっていませんが、どうも、ぐっと、海外逃亡癖が久しぶりにぶり返してきています。
また、どっか行きたいなあ。
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2007年01月18日
●2007海外逃亡~その6~
ミルフォードトラック最終日
マオリの伝説などの解説があるミルフォードサウンドへのクルージング待合所から、フィヨルドの海へ出発。









垂直の壁に入り込む青い海、氷河から海にまっすぐ注ぐ滝。およぐイルカなど。
ゆったりとしたクルージング。

オットセイの群れも昼寝中。

バスで、クイーンズタウンに戻り、トレッキングは終了。
hokutoとカナダ、オーストラリアの少年達。
さて、明日は長距離バスで、マウントクック経由帰国の地クライストチャーチへ。
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2007年01月17日
●2007海外逃亡~その5~
ミルフォードトラック4日目
雨の中、クィンティンロッジを出発。小降りになるかな?と期待していたが、やがて強くなり、土砂降りへ。





ブナと木生シダの林をぬっての歩行だが、もう写真を撮るような状況ではない。マッケイ滝をカメラに納め、カメラは防水してザックの中へ。
この後、豪雨の中約6時間で21kmを踏破した。すべてずぶ濡れ、途中でガイドに
「この雨は強い雨なんでしょ」と聞いたところ、これは「ノーマル」だねえ、といわれた。年間降水量7000mm恐るべし。ゴールのサンドフライポイントは横なぐりだった。
小屋の中も湿気で写真曇ってます。
サンドフライとはブヨの一種で北海道で「ぬかか」と呼ばれているものにきわめて近い。体長2mmほどでさされるとなれない人は1ヶ月くらいかゆい。マオリの言い伝えでは、フィヨルドランドの美しさを人間の手から守るために、女神テ・ヒネ・ヌイ・テ・ポがこの地に放したといわれているそうだ。暴風雨だったので、その猛攻からは逃れられた。





サンドフライポイントからミルフォードサウンドまでは船で移動なのだが、この暴風雨で時間がずれている。何とか船に乗り、今日のマイターピークロッジへ。
あれ、晴れてきた。
マイターピークもきれいに見える。今日一日の天気はなんなんだ。
雨の影響で滝の水量がスゴイ。次の朝見ると、ロッジから写真の二つの滝は見えなくなっていた。急峻な岩場ばかりの地形が滝の大きな変化を生んでいるのだろう。
取りあえず歩行終了。右足のマメがつぶれ、ひどい状態になっていたが、まあよかったよかった。無事生還。
夜、踏破証明書の授与が行われた。ガイド4人と記念撮影。みんな若い。そして、意識が高い。一番の年長は一番右の姉さんで20代後半、リーダーが一番左の兄さんで医学生(夏休み中)、右から2番目の兄さんはその弟で高校を出たばっかりの18歳。ひるむことなく、ジョークを飛ばし、的確にトークしていた。お国柄かなあ、と思いながら、自然保護への意識の高さにただただ感銘するばかりであった。
さあ、明日はミルフォードサウンドをクルージングして締めだ。
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2007年01月15日
●2007海外逃亡~その4~
ミルフォードトラック3日目
今日は峠越え。
はじめはゆったりとした登りで、滝を見ながら、フィヨルドの谷間を見ながらののんびりとした歩き。でも、どうも日本人は足が短いので、のんびり歩くと周りの欧米人に置いて行かれてしまう。ややすたすたと歩く。





途中こわーい吊り橋出現。
揺れる揺れる、定員1名、こんなに長いのに大丈夫だろうか?



程なくフィヨルドの壁をじぐざくに切った道を登り、マッキンノンパスに到着、ガスで視界がきかなくなり、ガイドのお姉さんが、ココアを持って待っていてくれた。寒い寒い。ガスの向こう側は12seconds drop と呼ばれるところだそうで、12秒で下まで落ちることができる絶壁である。


途中の登山道はキンポウゲの仲間(「ジャイアントバターカップ」インパクトがあるのですぐ親子とも覚えた。)やキクの仲間が花を咲かせ、やや淋しくはあったが、高山草原の様相を呈していた。

どんどこどんどこ、山を下っていくと年間降水量7000mm地帯へ突入。南緯45度近辺なのにうっそうとしたコケの森。屋久島みたい。



本日のロッジに荷物を置き、片道2kmのところにあるサザーランド滝を見に行く。世界で5番目の落差だそうで、これは迫力があった。Tシャツのまま滝壺に近づこうとしたら、水圧と風圧でとばされそうになった。後から見ると、みんなちゃんとカッパを着ていっていた。
まだ天気は雨も降らず、まずまず。でも、明日の予報は雨。大丈夫?
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2007年01月14日
●2007海外逃亡~その3~
ミルフォードトラック2日目
朝、自分の好きな具材でサンドイッチを作り、昼食として持参。





氷河を抱いた山々と、澄み切った川。流れには優に60cmを越えるニジマスが悠然と泳ぎ、ウナギもたくさん見える。ガイドさんやロッジを管理運営している従業員などはよく食べるよと言っていた。我々もフィッシングライセンスを取れば釣ることができる。
今回は時間的余裕なし。
数種類あるブナの林と、山岳渓流、オールブラックスのマークにもなっているたくさんのシダ類の中を通るトラックをのんびり歩く。このあたりは年間降水量がまだ2000mm ほどなので、日本の森林に近い。ただし、氷河によって削られたフィヨルド地形だけに、トラック横の斜面はほぼ垂直。よって、氷河の溶けた水は、落差数百mの滝となって豪快に落ちている。



次の宿泊地 ポンポローナ ロッジに行く途中に「スイミングプールと呼ばれる滝壺があるよ、行って泳げるよ、周りより水温が高いらしいよ、嘘くさいけど」てなことをガイドが言うので行ってみることにする。hokutoが「本当に泳ぐの?」と疑いの目を向けるので、「おまえも泳げ」とむりやり引きずり込んだ。
氷河が溶けたばっかりの水だぞ、暖かいわけないぞ、胸までつかると心臓に来そうだったが悔しいので平気な顔をして泳いだ。hokutoは胸までつかりギブアップ。でも、オーストラリアキッズは滝壺にダイブし、hokutoを盛んに誘っていた。
すこーし登って、程なく、ロッジに到着。天気もよく、15kmほどだったが快適に歩けて、「こんなモンか」という舐めた気持ちが少し出てきていた。そのツケはトレッキング最終日に払うことになる。


ロッジには妙な張り紙があった。ケアに注意。ニュージーランドには町場にいるヨーロッパから持ち込まれたカラス以外、野生のカラスがいない。代わりにといっては何だが、ケアという野生のオウムがいて、動物学者の調査ではイルカやチンパンジーより知能が高いとされているそうだ。これがいたずらをする。部屋に入ってきて、荷物を持っていってしまう。人をおそれず、ザックなどを置いておくと中の食べ物を持って行ってしまう。こちらの感覚としては「オウムだからなあ・・・」などと親近感・愛着を持って接してしまうのだが、結構したたからしい。ニュージーランドでは、キーウィに代表されるように、鳥類が多く厚く保護されている。これらの外敵になるイタチ、テン、オコジョは大の嫌われ者だ。よって、鳥は人をおそれず、ちょこちょこよくよってくる。そのつもりでいくとお弁当はケアのものになってしまうようだ。用心用心。
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2007年01月13日
●2007海外逃亡~その2~
さあてトレッキングに出発。
1日目はバスに乗ってテ・アナウ湖のミルフォードサウンドへ移動し、船でミルフォードトラックの出発点へ移動。そのあと、1.2kmの散歩がてらのトレッキングをしてロッジに宿泊という手はずになる。



バスの車窓からは、高く、氷河に削り取られた山々や、併走してクラクションと汽笛でやりとりをする蒸気機関車、を見ながらの2時間ほどのドライブとなる。


1時間ほどの船でのクルーズ移動は氷河を抱く山々を眺め、クリスマスの策赤い花を見ながらのものとなった。



船を下りて、トレッキング開始の場所が看板の場所。
看板にかかれたGlade House が我々のロッジ。
ニュージーランド、フィヨルドランド国立公園では一切のキャンプが禁止されているらしい。ガイド付きの我々が行ったツアーはロッジを使い、食事やお茶が出るしお酒も飲める。食料はすべてヘリで空輸。ゴミも空輸される。個人ではいる場合は Hut(小屋)を使う。食料など一切を背負っての移動となる。55キロの移動となるとかなりの覚悟が必要だろう。1日にこの地域に入れる人数はツアー50名前後個人50名前後、100名が上限で許可制、一方通行になっている。管理することで環境を守ろうという姿勢が伺える。
我々のツアーはガイド4名に客が51名。日本人は我々と茨城県から来た老夫婦の4名だけであった。最も多いのがオーストラリア、次いでアメリカ、地元ニュージーランドと続く。Glade Houseに到着してもまだまだ時間があるので、ガイドに連れられての自然散策に出る。写真に写った赤い服を着たガイドの姉さんは、大阪に留学経験のあるイスラエル出身のガイドで関西弁を交えて解説してくれた。北海道弁を教えてくれと言うので、とにかく「very」=「なまら」だと教えておいた。
夜のコース料理のような食事を終え、参加者の交流会となる。流れは国ごとに出て、自己紹介と出し物ということのようで我々日本隊は大いに焦った。英語ができない唯一の参加者たち、何をすればいいのか?関西弁姉ちゃんにも手伝ってもらい、歌詞が半分わからない「あしたがあるさ」をハミングでごまかし、何とか切り抜けた。
やれやれ、山の中で5日間、大丈夫かな?
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●2007海外逃亡~その1~



2007年1月1日早朝・一番の新幹線で成田空港へ向かう。途中で初日の出。
元旦から我が父子家庭は、海外へ逃亡。シンガポール経由でニュージーランド南島
へ向かい、フィヨルドランドとして有名なミルフォードトラック55kmに、あまり下調べもせずのぞもうと無謀な企てを実行に移していた。
経済的な観点から、直行便は避け、乗り継ぎを選択。これがまず厳しい。朝、成田11:30発、シンガポール18:00着。時差は+1時間。ここまではまあまあ余裕かな。シンガポールチャンギ空港は、噂通り、冷房効き過ぎ。外は32℃だが空港内は20℃くらいと思われる。まあ、冬からいったので、このくらいはなんでもない。
チキンライスというのがうまいと聞き、hokutoと食してみる。素揚げチキンとチキン風味のぼそぼそライスであった。まあ、うまいところはもっとあるのだろう。こちらはしがないトランジット通りすがり。気にしない気にしない。
21:05クライストチャーチへの便が出発。クライストチャーチ11:55着。時差日本と比べマイナス4時間。時間感覚が?になってきた。さらにこの便が、当然のように
50分遅れた。国内線の乗り継ぎ時間が、90分しかない我々はピンチ!!。係員にチケットを見せて、何とかしてくれという目で訴えてみたが、「OK」と言って行ってしまった。なにがOKだったのだろう。
ダッシュで入国審査をし、荷物をピックアップして税関へ。「トレッキングシューズ見せて」でザックを開け、土が付いていないことを確かめOK。この辺はニュージーランドは厳しい。以前テントを持って行ったら、税関で全て広げて殺虫剤しみこませカーペットになすりつけられたことがある。
┐(´~`;)┌乗り継ぎだあーと思ってトランジットカウンターへ行くとクローズド。
w(^_^)ンー?ナニナニ。とあせって、ニュージーランド航空のカウンターへダッシュ。
なんとか間に合いました。クィーンズタウンへ1時間。
ヤレヤレやっと着いた、とこりゃしょうがないタクシーだなあ、と早くもひより気味の行動に出ようとしたのだが、空港にタクシーがいない・・・。あれ、どうやって呼ぶの?
あれ、どうやって街行くの?、???に支配され呆然。近くにいたおばさんが、「バス来るよ、安いよ、タクシー来ないよ。」みたいなことを言っているので、取りあえずバスを待っていくことになった。10分ほどでバスが来て街へ。
「街からホテルはすぐだし、まあ行けないこともないよ・・・。」バスの運転手さんは日本人だったので、いろいろ親切に教えてくれたがホテルの場所については意味深だった。「このバスはそこ行かないからねー。頑張ってねー。」なんか引っかかった。よくわかった。やはりタクシーが正解だった。まるで小樽の坂のような坂の上にホテルはあった。トランクを引きずるhokuto。ザックを背負う私。トレッキングする前にかなりグロッキーになった。
街は写真のように、ワカティプ湖に面するきれいな小さい街。13年前に来たときは洪水で一面湖になり、町中をカモが泳いでいた。サマータイムが使われており、暗くなるのは夜10時。さあ明日から、4泊5日のトレッキングが始まる。
続く
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