2007年01月17日
●2007海外逃亡~その5~
ミルフォードトラック4日目
雨の中、クィンティンロッジを出発。小降りになるかな?と期待していたが、やがて強くなり、土砂降りへ。





ブナと木生シダの林をぬっての歩行だが、もう写真を撮るような状況ではない。マッケイ滝をカメラに納め、カメラは防水してザックの中へ。
この後、豪雨の中約6時間で21kmを踏破した。すべてずぶ濡れ、途中でガイドに
「この雨は強い雨なんでしょ」と聞いたところ、これは「ノーマル」だねえ、といわれた。年間降水量7000mm恐るべし。ゴールのサンドフライポイントは横なぐりだった。
小屋の中も湿気で写真曇ってます。
サンドフライとはブヨの一種で北海道で「ぬかか」と呼ばれているものにきわめて近い。体長2mmほどでさされるとなれない人は1ヶ月くらいかゆい。マオリの言い伝えでは、フィヨルドランドの美しさを人間の手から守るために、女神テ・ヒネ・ヌイ・テ・ポがこの地に放したといわれているそうだ。暴風雨だったので、その猛攻からは逃れられた。





サンドフライポイントからミルフォードサウンドまでは船で移動なのだが、この暴風雨で時間がずれている。何とか船に乗り、今日のマイターピークロッジへ。
あれ、晴れてきた。
マイターピークもきれいに見える。今日一日の天気はなんなんだ。
雨の影響で滝の水量がスゴイ。次の朝見ると、ロッジから写真の二つの滝は見えなくなっていた。急峻な岩場ばかりの地形が滝の大きな変化を生んでいるのだろう。
取りあえず歩行終了。右足のマメがつぶれ、ひどい状態になっていたが、まあよかったよかった。無事生還。
夜、踏破証明書の授与が行われた。ガイド4人と記念撮影。みんな若い。そして、意識が高い。一番の年長は一番右の姉さんで20代後半、リーダーが一番左の兄さんで医学生(夏休み中)、右から2番目の兄さんはその弟で高校を出たばっかりの18歳。ひるむことなく、ジョークを飛ばし、的確にトークしていた。お国柄かなあ、と思いながら、自然保護への意識の高さにただただ感銘するばかりであった。
さあ、明日はミルフォードサウンドをクルージングして締めだ。





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